第75回 神奈川支部襲来!②「忍者になる」

投稿日: 2009年08月22日(土)11:25

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翌日、非情にも雨であった。

サルシカ隊神奈川支部の3家族(大人6名、子供6名)の団体ご一行は、昨夜、全員が隊長宅に宿泊。
庭でバーベキューをしつつ、ひとり、また一人と倒れていったのであった。

本日。
魚飛渓にいく予定であった。
そのまえにみんなライフジャケットを用意し、ウン十年前のウェットを探し出し、おなかの贅肉やムダ毛を気にしたりしていたのだ。

しかし雨。
降ったりやんだりだけど、これでは川は無理。

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魚飛での川遊びは無理とわかった途端、急にダラダラ朝モードになる(笑)。
二日酔いだといって二度寝するものもいれば、ドーナツとコーヒーというアメリカンな組み合わせで、いかにも日本的お茶の間的会話を楽しんでいるものもいる。

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「わあああああああ、カニがいるぅ!!! カニカニカニカニィ!!」

小雨の中、家の前の小川で大騒ぎしているのは、オトコ3兄弟である。
都会に生まれ育った彼らには、魚飛でなくても、カニやメダカやカエルがいる川のせせらぎが面白いのだ。
もう夢中である。
1時間も2時間もずーっと遊んでる(笑)。

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このあともカニを捕りつづけ、結局17匹を捕獲。
親の説得(懇願)により、帰り際にリリース(笑)。

しかし、だ。
このように都会からお客さんを招いて一番困るのは、やはり天気だ。

都会からくるひとは、都会にないものを期待する。
当然、我われも都会にはない自然を満喫してもらおうと考える。

が、雨が降ると、その田舎の自然を楽しんでもらうレジャーのほとんどが中止か、急に楽しくないものに変わってしまうのだ。

わざわざ、400km以上の距離を車で走ってやってきているのである。
雨だから「じゃ、今日は映画かボーリングで・・・」というわけにはいかないのだ。
映画館にもボーリング場にも、おおよそ屋根の下には、三重らしいところ、田舎を楽しめるところ、自然はないのである!(当たり前だ)。

奥さま方は、もうこのまま家でダラダラしてようか・・・・などというプランも魅力的に感じたようであるが、子供はそうはいかない。
そもそもお腹がすいてきた。

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まずお昼を食べに、伊賀の「レストランITO」へ。
そこでの様子は、「M子のうまっぷ」をごらんいただきたい。

洋食をしこたま胃袋に詰め込んだら、「やはり・・・・」とみんなが言い出すのである。
そう、アレなのである。

昨年、1家族の除いて、みんなでいったアソコである。

伊賀上野城。

そう、「忍者になる!」である。

そしてその1家族・・・昨年、忍者になっていない家族の名前は、なんとなんと「ハットリ」なのである。
現在は川崎に住んでいるが、元をたどれば出身は三重の桑名で、この伊賀にも親戚がたくさんいるという!

「あああああああ、ご先祖さまが呼んでいる!!! にんにん!!」

そこまで言われたら、もう行くしかないのだ(笑)。

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伊賀上野城内にある忍者変身処。
その名前のとおり、ここで忍者に変身することができるのである。
1日500円。
お安く楽しめる!

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最初に忍者になって飛び出してきたのは、ハットリ家のママ!
かばんは自前です。
なんでそんなかばんを用意してるのだ。
最初から忍者になることを考えてたな、このオンナは!!!

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ハットリ夫妻である。
「交錯する愛と手裏剣! お笑いくのいち伊賀上野城を駆けめぐる!」

意味が全然わからない?
まあ書いてる方も全然わかってないのだ(笑)。

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忍者軍団!
昨年より、子供3人、大人2名、増員!
なかなか壮観だ。

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「さあ、石垣をのぼれー!!」

昨年もやった気がするぞ。

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こちらはハットリ家の2010年度の年賀状になる予定の写真(笑)。

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もちろん忍者屋敷や展示室にもいった。
入場料、大人ひとり700円。

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そして、もちろんもちろん、忍者ショーにも!!
演じているのも忍者だが、見ているのも忍者なのだ!
我われだけでも8人の忍者がいるが、客席にはもっとたくさんの忍者がいる。
もう忍者だらけだ(笑)。
何がなんだかわからない。

しかし、これが伊賀上野城での楽しみ方である。

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隊長一家も記念写真。
妻M子がなにやらなりきりすぎてスゴイ顔をしちゃってるので、本人の名誉のために目線を入れさせていただきました(笑)。